交通事故の診断書はどうもらう?整形外科での流れと伝え方を分かりやすく解説

交通事故のあとに、
「診断書ってどうやってもらうの?」
「保険会社に何を出せばいいの?」
「警察にも必要なの?」
と不安になる方は少なくありません。

結論からいうと、交通事故の診断書は、医師がいる医療機関、主に整形外科を受診して発行してもらうのが一般的です。

診断書は、事故によるけがの状態を医師が医学的に記録する書類で、警察への提出や保険会社とのやり取りなどで必要になることがあります。ただし、必要になる場面や提出先は状況によって異なるため、焦らず一つずつ確認していくことが大切です。この記事では、交通事故後に診断書をもらう流れ、受診時に伝えること、整骨院との違いを分かりやすく整理します。

診断書はどこでもらう?

交通事故の診断書は、医師がいる医療機関で発行してもらいます。
実際には、整形外科で相談する方が多いです。

整形外科では、事故後の首、肩、腰、背中などの痛みや違和感について、医師が診察し、必要に応じてレントゲンなどの検査を検討します。そのうえで、診断書が必要であれば発行を依頼する流れになります。

交通事故後に診断書が必要になるのはどんなとき?

診断書は、事故後のけがの状態を医学的に示す書類です。
一般的には、次のような場面で必要になることがあります。

  • 警察へ提出するとき
  • 保険会社へ提出するとき
  • 勤務先へ事情を説明するとき
  • その後の手続きを進めるとき

ただし、どこに何を出す必要があるかは事故の状況によって異なります。
そのため、警察と保険会社の両方に確認しながら進めると安心です。

診断書をもらうまでの流れ

交通事故後に診断書をもらう流れは、一般的に次のようになります。

1. 整形外科など医師のいる医療機関を受診する

まずは整形外科を受診し、事故に遭ったことを受付や医師に伝えます。

2. 医師の診察を受ける

痛む部位、事故の状況、生活への影響などを伝え、必要に応じて検査を受けます。

3. 診断書が必要なことを伝える

受付で手続きする場合もあれば、医師に相談したうえで発行になる場合もあります。

4. 文書料を支払って受け取る

診断書は即日受け取れる場合もあれば、後日になることもあります。

受診時に何を伝えればいい?

診断書は、医師が受診時の情報をもとに作成します。
そのため、自分の症状を具体的に伝えることが大切です。

伝えたいのは、たとえば次のようなことです。

  • 事故が起きた日時
  • 事故の状況(追突、側面衝突など)
  • どこが痛いか
  • いつから痛いか
  • どんな動きでつらいか
  • 頭痛、しびれ、吐き気の有無
  • 仕事や家事への影響
  • 寝返りや運転など日常生活で困っていること

我慢して軽く伝えてしまう方もいますが、誇張せず、困っていることを具体的に伝えるのが大切です。

事故後は症状が遅れて出ることもある

交通事故では、事故直後は痛みを感じにくく、数時間から数日後に首や腰の違和感、頭痛、しびれなどが出てくることがあります。

そのため、

  • 当日は大丈夫だと思った
  • 翌日から首がつらくなった
  • 数日後に腰痛や頭痛が出てきた

ということも珍しくありません。

こうした場合でも、症状が出た時点で早めに整形外科へ相談し、事故日と症状が出た時期を具体的に伝えることが大切です。

診断書にはどんなことが書かれる?

診断書には、一般的に次のような内容が記載されることがあります。

  • 負傷名
  • 症状
  • 受傷日
  • 受診日
  • 加療見込み
  • 医師の所見

ただし、記載内容は医療機関や状況によって異なります。
また、「加療見込み」はその時点での医学的な見立てであり、実際の経過と完全に一致するとは限りません。

診断書の費用はどうなる?

診断書には、文書料がかかることが多いです。
金額は医療機関によって異なります。

また、診断書の費用をどう扱うかは、保険や事故状況によって変わることがあります。
そのため、発行を依頼する前に、

  • 受付で文書料を確認する
  • 保険会社にも取り扱いを確認する

と安心です。

整形外科と整骨院の違い

交通事故後に通院先として迷いやすいのが、整形外科と整骨院です。
診断書の観点では、この違いを知っておくことがとても大切です。

整形外科

整形外科は、医師がいる医療機関です。

  • 診察
  • 必要に応じた検査
  • 診断
  • 薬や湿布、リハビリの相談
  • 診断書の発行

ができます。

整骨院

整骨院は、柔道整復師が施術を行う施設です。

  • 手技や物理療法などの施術
  • 首や腰のこわばり、動かしにくさの相談
  • 日常生活の体の使い方の相談

がしやすいです。

ただし、整骨院では診断書は発行できません。
そのため、診断書が必要なときは、まず整形外科を受診するのが基本です。

保険会社へは何を伝える?

交通事故後に整形外科を受診したら、保険会社へ早めに共有しておくと整理しやすいです。

一般的には、次のような内容を伝えます。

  • 受診先
  • 初診日
  • 現在の症状
  • 診断書が必要かどうか
  • 今後の通院予定
  • 整骨院も検討しているかどうか

分からないことは、そのまま確認する方が安心です。

よくある質問

Q1. 事故当日に病院へ行けませんでした。診断書はもらえますか?

受診が遅れても診察自体は可能なことが多いです。ただし、事故後の経過について確認が必要になりやすいため、体調が許す範囲でできるだけ早く整形外科へ相談する方が安心です。

Q2. 診断書は警察と保険会社のどちらに出すものですか?

一般的には、警察へ提出する場合もあれば、保険会社へ提出する場合もあります。事故の状況によって異なるため、どちらに必要かをそれぞれ確認しておくと安心です。

Q3. 診断書の費用は誰が払いますか?

文書料は医療機関で支払うことが多いですが、その後の扱いは保険や事故状況によって異なることがあります。発行前に受付や保険会社へ確認すると安心です。

Q4. 整骨院に通う場合でも診断書は必要ですか?

交通事故後の状況整理としては、まず整形外科で診断を受けておく方が安心です。整骨院では診断書を発行できないため、整骨院を利用する場合でも整形外科の受診を先に考える方が分かりやすいです。

Q5. 診断書の内容が実感と違う気がします。どうしたらいいですか?

痛む部位や症状の伝え漏れ、症状の変化が影響することがあります。気になる場合は、次回受診時に具体的な症状を改めて伝え、医師へ相談してみるとよいです。

まとめ

交通事故の診断書は、整形外科など医師のいる医療機関で発行してもらうのが一般的です。
そのため、診断書が必要な場面では、まず整形外科を受診し、事故の状況と症状を具体的に伝えることが大切です。

また、事故後は症状が遅れて出ることもあるため、少しでも気になる不調があれば早めに相談しておく方が安心です。

診断書のことで不安がある方へ

  • どこでもらえばいいか分からない
  • 何を伝えればいいか不安
  • 警察と保険会社のどちらに出せばいいか迷う
  • 整形外科と整骨院をどう使い分ければいいか分からない

こうした悩みがあるときは、まず事故日、症状、提出先を整理することから始めると考えやすくなります。

LINEで「事故」と送ってください。

今の状況に合わせて、一つずつ整理していきましょう。